叫びたい

叫びたい。

今無性に叫びたい。いや、ずっと前から叫びたかったんだ。

心も身体も叫びたがってるんだ。

うわぁーって。

 

苦しい事がたくさんある。

自分のことじゃ無くても、知ってる人が辛い事態に会ってたら苦しい。でも、私はこの苦しみが受け入れられない。たぶん私は本当に苦しいんだけど、どうしてもそんなの偽善じゃんってなる。

あんな事こんな事色々書きたいけど、その人やあの人のプライバシーに触れるから残す形は取れない。この苦しみを共有する手立てが無い。

本当に辛いのは私じゃないその誰かのはずで、たぶん私は苦しんじゃいけない。苦しいものを見ると、それによる苦しみを排除しようとする苦しみがまた新たに生まれる。苦しみの連鎖。

目の前で苦しんでいる人がいたら今割と元気な自分がそれを代わってあげたいと思うけど、それは今元気だからであって、実のところ本当の意味で全く代わろうなんて思っちゃいないんじゃないか……? と何もかもがわからなくなって頭をぐしゃぐしゃに掻き乱す。

 

色々私、溜まってるの。どうすりゃいいんだよ〜。

愛について。

そう、愛について語りたい。

どの口が、なんてもう自分でも思っているけれども。

まぁ、結局一生語り切らずに終わるんだろうな。

 

あまり話したことのなかった人から初めて連絡が来た。

同じ共同体にいた当時の印象は、無口で、男子と隅の方で喋ってて、優しい人。

残っている思い出は、掃除の時間、誰もがサボりたい掃除。私が教室掃除でせっせこ机を運んでいた時、確か教室の当番じゃなかったその人が私の机だったか担当していた列だったかを手伝ってくれた。

ありがとうって言ったら。

にこって笑いかけて、そのままその机を運んでくれた。

その人の思い出はそのくらいだから、連絡が来た時不安だった。

でも、来るLineがこれまでに無いってくらい誠実なものだった。何というか、メールでする様なやり取りというか、Line慣れしてない感じとか、不器用なんだなみたいな感じ。

 

私は、何をどうすればいいかわからない。

 

人を愛することが簡単だったらいいよ。

 

いつだって誰かに助けて欲しかったんだぁ私。

いいんですか……本当に。

今日は大学2年生最後のテストを終え、部誌を取りに行き、2時間半のバイトを終えた。そして2時間半が経てばまた同じバイト先へ出勤する。

最初のシフトは就活でシフトに入れなくなった方の代わりだったからイレギュラーな勤務時間となった。

 

間の2時間半をどう過ごすか、今日の最大の楽しみであり悩みであった。

バイト先の先輩や友達にそのことを話したら、カレー屋さんや紅茶専門店という意見が出てきた。

じゃあ、どっちも行ってみる!

ということで行った。しかしカレー屋さんに辿り着く前に、通りかかったオムライス専門店に惹かれてしまい、結局そこに入った。

 

まずお店の構造が優しい。

広くないお店で、テーブル席が二つ。あとはカウンター席だった。テーブル席は既に埋まっていたのでカウンター席に促された。

明るい色の木材で出来たテーブル。そして荷物を入れる所が一人分ずつスペース分けされている……!

優しい〜!

さらに、お冷やとピクルスとオニオンコンソメスープがセルフサービスでいただけることにも感動した。

え、いいんですか……?

と思いつつもちゃっかりいただく。

美味しいです。これ、美味しいですよマスター、と口に出さずに味わい続ける。

そしてメインのオムライスがやってきた。

ふわとろ〜な卵にトマトソースとデミグラスソースが半分ずつかかったお料理。頼んだのは自分だしお金は既に払ったけど、やっぱり

いいんですか……本当に、こんなに至れり尽せりな幸せを享受してしまって……。

みたいなことを思ってしまうのだ。

マスターが作っている時、聞こえてくる音から香りからもう美味しい。

それをついにスプーンですくい取り、口に運ぶ。

まずはトマトソースのかかっている所から。

スプーンを入れると卵がとぅるんととろける様にスプーンを、いや私を誘い込む。

中に包まれていたのはケチャップで色づいたチキンライス!

こんにちは!チキンライス、君は美しい……!

じゃあ、もう、口に運ぶよ……?運んじゃうよ?

はぐっとアツアツオムライス。

どんな具材や調味料が入っているかは事細かくわからないが、とりあえず口の中が美味しさのハーモニーを奏でるオーケストラの公演会場となったのは確かだった。

もう、その後は一口食べても、二口食べても美味しいの言葉に尽きるオムライスを口に運び続けた。無くならないで、幸せ。でもそこに幸せがあると知ってしまったら、拒絶することなんて出来ないよ。それが私!

トマトソースのマッチングに感動していたけど、忘れてはいけない!デミグラスソースのぶぶん〜っ!

どんなお味かな〜っと口に入れたら、

嗚呼濃厚。全ての生き物に感謝。

トマトソースとデミグラスソースとで幸せ二倍ですな。感嘆。

と思っていたら、

え、ちょっと待ってこの、トマトソースとデミグラスソース、どっちもかかってる所を食べたら……。

ゴクリ、と心のよだれが垂れる。

いざ、参る。

 

おはようございます、ヘブン。

天にも登る気持ち。幸せです。

 

あっと言う間に平らげてしまった。

あまりの幸せに席に着いたままどこを見つめるでもなくぼーっとしてしまった。

あ、これが平和ボケってやつ⁉︎

と我に返った時に思った。違うかぁ。

 

お店を出る時に胸いっぱいの

ありがとうございました

の気持ちと一緒に軽く会釈しながら少し下のお腹あたりで手を合わせた。

「ご馳走さまでした」

 

マスターからはチーズが無料でトッピング、もしくはオムライス増量できるチケットをいただいたことだし、そうじゃなくても絶対に3月あたりにまた行こうと思う。

 

お金を払えば幸せは買える。

そう思うことは多々ある。確かにそうかもしれないけど、今の私はそうじゃないよ、と思う。

その幸せっていうのはたくさんの人の努力や優しさ、心づかいあってこそ成り立つもので、だからこそ心が芯からあったかになるんだ。その心のあったかは、お金で買うのではなくて、感謝して、気づいて、感じて、初めて幸せなのだと思う。というか、今日そう実感した。

 

紅茶専門店にも行って色々楽しかったことを書きたかったけれど、もう寝なくてはいけない時間なので、明日のバイトのオープンに備えてたくさんの幸せと一緒に眠ることにする。

おやすみなさい。

 

f:id:ibuki-fukaf-12:20190131005721j:imagef:id:ibuki-fukaf-12:20190131005725j:image

男と女の保存方法。

男は名前をつけて保存。

女は上書き保存。

なんて言われている色恋沙汰の世の中な訳だが。実際どうかと聞かれれば、もうそれは「人それぞれ」なわけだ。

でも私は思う。「人それぞれ」という言葉はとてもズルくて逃げている。その言葉はどんなことにも誰にでも当てはまるのだから。

何が正しい? とか

どっちが可愛い? とか

何が良い? とか

アウトとセーフはどこから? とか

楽な回答は「人それぞれ」。

 

だからこそ、誰から誰に対しての質問なのか、が大切なのだと思う。

そして、誰が言うのか。

言葉は、言う人間によって重さが変わる。

 

私がなぜ今こんなことを書いているのか。

それは今少し酔っているからであるが、全くもって、自分の意見が求められているだとか思っていない。でも、どうしても思ってきたことを提示しておきたいのだ。私のために。

 

私の付き合った人数は今のところ3人。ただ今彼氏無し。オールフリーである。

クリスマスは親友と過ごす。たぶん今までで1番充実するものになるであろうことが決定しているような仲なわけだ。

 

話を色恋沙汰に戻す。

最初の彼氏にはフられた。たぶん私と合わなかったのだろう。

問題は、2回目と3回目だ。私がフった。

世のSNSにフられた側のウジウジしたツイートが蔓延っているのをよく目にする。だが、フる側だって辛い。どう頑張ったってダメな時ってある。気持ちばっかりはどうしようもない。

世間体を気にした結果、フる側も辛いんだよ、みたいなツイートなどは出来ない。

「FF外から失礼します。それはフられた人があまりにも可哀相だと思います。それは自分勝手なことなのではないですか?」

……絶対くる。こんなやつ。

 

私だけかもしれないが、2回目と3回目の彼氏だった人に、怯える目を向けられたことが多々あった。恐る恐る、みたいな感じ。

私は普通に気づいていたし、気づかないふりをして、傷ついていた。

よく周りの人から、世話焼きそう、尽くしそうとか言われる。

実際とてもサバサバしている。お互い自立していたい。自分のことは自分でやっててほしい。束縛はしない。思ったことは割とはっきり言うし、嬉しいことも不快なことも、言葉を選んで言う。

なよなよしていたり、女々しいところが目についてしまったら指摘してしまう。

言葉にしてくれて嬉しいとか言ってくれたけど、少しずつ私のご機嫌とりみたいになっていっていると感じていた。

きっとそういうところが「愛している」だとか「好き」だとかに違反して見えていたのだろうと今思う。

でも、それの何倍にも楽しいことや嬉しいこと、共有できたことがあった。

 

色々な積み重ねは良い方向に向かう時もあれば、首を緩やかに締めていくこともある。

私に向けられた怯える目が、私を苦しめた。

だから、私にはあなたじゃないという旨を伝えた。それを裏返せば、あなたには私じゃないということだ。

そして少し日が経ち、私は付き合っていたことが遠い昔に感じられて今を生きている頃、連絡が届いたり届かなかったりする。

私はげんなりする。私はもうそこにいないから。わかるまで待てないし、待ってないし。

そしてあの言葉を思い出す。

男は名前をつけて保存。

女は上書き保存。

私はそうじゃないと思った。男じゃないから男の方はわからないが、少なくとも女の私は

名前をつけて削除。

時々思い出して痛くなったりするけれど普通に生活してて忘れているのだ。

写真のフォルダで最近削除された項目を見てみるが、復元はしない。みたいな恋。いつか自動削除。

あまりにも冷めていると言われたこともある。でもたしかにあの時あの瞬間は好きだった。

肝心なのは、今がどうか。だって私は今を生きているのだから。